チベット(西蔵)医学



 チベット仏教美術のタンカや四部医典の研究はまだ始まったばかり。
特にタンカは文化革命の影響などで不明のことが多く、将来、名称解説も
混乱していて浅才の知識なので、大幅に訂正することもあり、
識者のかたがたにご寛容にサイトを注視していただきたい。
今年の秋11月より 京都文化博物館で韓国のソウルのファジョン美術館
の逸品が展示される予定なので、今後西蔵タンカの評価が一変すると
予測しています。(平成14年1月6日で終了しました)



(平成26年 10月)
タンカは仏教医学のために必要であろうと思われます。
近年やっと、龍谷大学ミュージアムでタンカの展示会が開催されましたが、
深遠で深く解明されていない面が多く あります。

仏教医学の研究と、「四部医典」の研究の段階でどうしても必要であったので、自然と集まったものです。
とくに天珠が医薬品として使われた実績の解明が大きな話題となりました。
後世の方の解明に託したいと思っています。



チベット天珠と四部医典   

      
天珠のチベット(西蔵)医学での使用確認発見

西蔵の医学書の「四部医典」の天珠の掲載されている箇所を紹介し、天珠が服薬されていた
ことを本邦で初めて証明しておきます。
第25図と第31図の薬物の彩色図で瑪瑙と解説の箇所が該当します。


  
  第25図               第31図

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(チベット天珠その他展示)
           
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チベット
  古タンカ 展示



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華麗なチベットタンカの世界。
沢山のタンカを展示しています。


四部医典残欠 展示

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貴重なチベット医学の世界が
展示されています。

仏像 その他

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チベットの仏像などが
展示されています。






チベット医学の説明
四部医典 チベット医学の書。四編からなる事から4部医典と呼ばれる。
(8世紀、編集著作医聖ユトク・ニンマ・ユンテングンポ)
伝説上の秘典であった四部医典は難解であったため、
1688年四部医典タンカ全集が作られた。
タンカ タンカはチベット文化圏で作られる布に描かれた宗教画の
総称で、チベットでは「タングゥー」と呼ばれています。
白亜と動物の膠によって地塗りされた綿織物に描かれ 、
掛け軸の様に布帛で表装されて飾られます。
顔料は伝統的に鉱物と植物染料が用いられました。
独特の香気があるものが尊ばれています。
曼茶羅 一定の幾何学模様で、仏教の世界観を表した物
曼陀羅とも書く。





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