摩利支尊天廟(まりしそんてんびょう) 摩利支天は、仏教の守護神の一柱です。原語(サンスクリット語)のMarici(マリーチィ)は太陽や月の光線を意味し、陽炎(かげろう)を神格化したものです。 陽炎は実体が捉えられないため、転じて常に隠れた形のままで自在の力を有する神とされ、武士の間に摩利支天信仰がありました。 本廟の天井には江戸文化年間初期(1800年代初期)の銘書がかかっており、両側の狛犬や神明造りの塔社が国登録有形文化財となる理由となりました。 |
龍穴 (りゅうけつ) 耳を澄ますと、シュウシュウと水の流れるような音が 聞こえます。 |
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築山とその合間には枯滝石組(かれたきいわぐみ)が設けられています。 | ||
旧館の大鬼瓦 築山の上に、大きな鬼瓦があります。秀吉公より 音揃(おんぞろ)の姓と,堺湊浦に土地を賜った当時の 館に葺かれていた鬼瓦です。 |