チベット医学曼茶羅(タンカ）
守護尊
 写真をクリックすると拡大します。 守護尊ヴァジュラバイラヴァ 本作品は中央に守護尊ヴァジュラバイラヴァ を描き、下部には護法尊を配する。 ヴアジュラバイラヴァとは「畏怖すべき金剛 ＝忿怒尊」を意味し、ヤマータカ「大威徳明王の 一種である。水牛の頭を持つものは最も凶暴な 化身とされ、怨敵調伏など恐ろしい修法に 用いられたといわれる。 |
 写真をクリックすると拡大します。 白ブッダカパーラ 「ブッダカパーラ・タントラ」の守護尊で 性に快楽の極みを最大限に発揮し、 あらゆる束縛からの解脱を意味した、 特に白のものは珍しい。 |
 写真をクリックすると拡大します。 守護尊サハジャサンヴァラ サハジャサンヴァラは無上母タントラに 属する、主尊で勝楽尊・上楽尊と呼ばれる あらゆるタントラの中で最も人気を博した ものであり、八世紀から十世紀ごろのインドで 悟りを開いた人々の伝記を網羅した 「八十四人の成就者伝」にも、この教えに 従って解脱したという伝承が非常に多い。 楽空無差別と言う、快楽解脱で性力を 浄化して霊力に変換させる 交歓解脱方法である。 |
