華岡家との親交
紀州の蘭漢折衷派・華岡青洲は、我が国において初めて全身麻酔下で乳癌の摘出手術に
成功され、近代外科の創始者として著名ですが、数代前の片桐寛龍と親交があり子供を塾生
として託しましたので、華岡流の薬寵と写本が残存しています。
それと近年収集された華岡流外科の各種写本を展示しています。医療器具の一部は
内藤くすり博物館に寄託保存されています。
華岡塾での乳癌の写生図