明治時代に絶滅したとされている日本狼の胃袋の現存品と狼信仰に関するお札、狼の捕獲図、江戸時代の解剖図、日本猿や熊の胆の明治時代のものを展示しています。


狼は本草綱目巻五十一の獣部獣類に毛狗と称して記載されています。性は鹹、熱く、五臓 を補い、胃腸にも良く、骨髄を充たし、下腹が永く冷える者にも使用すると良い効果があるとされています。
本展示の「狼の胃袋」は明治初期の銘いりで富山の行商人の携帯金属缶の中から、熊胆、猿の胃袋と同時に発見された。将来遺伝子の解明に役立つかもしれません。




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日本猿
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