特徴:京都の人形師雛屋次郎左衛門が作り始めたとされる雛人形で、江戸時代から人形名のあった雛と言われています。 雛屋(菱屋)は幕府の御用をつとめて、江戸に屋敷を賜り、はじめは上流階級用だったが、十八世紀中頃に雛屋の 江戸店ができ毎年20組を将軍家に納め、始めは下賜品として、各大名家に与えられた物だそうです。その後将軍家肝い りもあり、大名家がこぞって買い求めたともある。その人気は江戸の大店を始めカのあった商人までにも拡がりを 見せたようです。 江戸での最盛期は宝暦の終わり頃から安永にかけての二十年間程だといわれているが他説では、江戸店は明治維新まで残り、 その店を受け継いだのが、人形司で有名な初代・永徳斎・山川雄七である。人形の特徴としては、男雛は公卿の束帯姿、 女雛は五衣・唐衣に裳の姿で冠がなく、男女いずれも愛らしい丸顔に引き目・鉤鼻の独特のものを次郎左衛門雛という。 雛人形と呼ばれる人形の中で、最高峰・幻の次郎左衛門雛と呼ばれる程大変希少な雛人形です。 |
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