「漢方の臨床」誌のご紹介
近年漢方業界に対して、行政当局が時代の流れにより、新たに生薬を起源とする製薬会社に対して原料の監視から
生産の管理まで様々な分野に対して、新しい近代的な要求が始まり、対応できないメーカーが、廃業や許可薬品の品目削減が
続いています。
日本の漢方がどんな道を通って来たのかに興味を持たれて、堺におとずれる方が増えてきています。
堺は、茶と医療が主な町です。
「医書大全」(中国・明時代 熊宗立の医書)が堺の豪商、阿佐井野 宗瑞(あさいの そうずい)により堺で板刻出版され、
医師として有名な 半井家(なからい け)などの墓所も堺に残っています。
堺における医学の位置づけをご確認頂きたい。
今回、「漢方の臨床」で堺を企画していただいてありがたいと思っています。皆さんと一緒に祖先が残していただいた、日本民族の伝統医薬の灯を、
微力ですが守っていきたいと思っています。
元々製薬メーカーのため、製薬資料も沢山残っています。国際的にも評価が高くなってきています。
今一度、日本の伝統産業としての漢方薬・和漢薬に暖かい目を向けて頂きたい。官民あげて日本の伝統医薬産業を
残そうではありませんか。皆様のご協力を頂きたく、伏してお願い申し上げます。
医薬関係に興味をお持ちの方は「漢方の臨床」東亜医学協会迄直接申し込んで頂きたい。
「漢方の臨床」は戦後すぐに刊行された漢方専門家むけの臨床雑誌です。錚々たる面々が執筆されていて、いろいろな
面白い記事も載っています。日本の黎明期の軌跡をたどることのできる貴重な雑誌です。
会員になることも、単独で本を買うことも出来ます。
当家の記事を書いていただいた、小曾戸 洋 先生はテレビの「なんでも鑑定団」の漢方の鑑定員をされている先生です。
この本に当家が採り上げられたことを光栄と思っています。
これを機会に日本漢方の灯が、細々と残っています間に、官民挙げてのご協力で世界に誇る伝統漢方・倭漢方の保存継承を
お願いいたします。
高齢化社会のご自分の健康寿命を延伸するため、この知識を活かして頂きたい。
過去には天皇家、皇族、大名、高僧など為政者が有効に使用していました。
日本独特の縄文民族の遺伝子に有効的に効くと確信しています。
ご理解、ご活用賜ればありがたいと思っています。
この機会にぜひ「漢方の臨床」をご購入、ご閲読を賜りたい。
日本の漢方の臨床の専門書はこれしか残っていません。
漢方の出版書の継続にもご協力をお願いいたします。
価格は1冊1000円です。会員にもなれます。
年会費10、000円(海外会員12、000円) 一部1、000円
編集局 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-12-7 MSビル
電話03-3264-8410 FAX03-3265-5995
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