表敬訪問


 
 
 「世界中医薬連合会」創会副主席・事務局長・李振吉教授

 
世界にも高名な 李振吉教授 が当家を表敬訪問

         
                     日本中医薬研究会 30周年記念大会
         
         イスクラ産業 陳 志清 取締役  片桐平智    李振吉 教授    鄭躍先 教授

              汗血馬 (血の汗を流す馬=名馬中の名馬) の木像を頂きました。
         
                 当家に伝来の日本の古い資料をご紹介
        
         

     半井驢庵(なからい ろあん)の自筆巻子や明の皇帝から頂いた孔子枕中方などをお見せしました。
     この半井家の処方から認知症のくすり、遠志(オンジ)を厚生労働省が認めるきっかけになりました。

         
                

   
          
                           1角を手に
          
                           片桐棲龍堂庭園の龍穴
          
                                 片桐棲龍堂 店舗にて
         
 
  「世界中医薬連合会」創会副主席・事務局長・
           李振吉教授が当家を表敬訪問


 日本中医薬研究会の30周年を記念する大会で「世界における中医薬の普及・発展の現状と未来について」の
特別講演をされ、翌日の九月十八日に堺へ御越しいただきました。

 中医学発祥の北京で北京中医院・現在の北京大学医学部を御卒業後最高学府の北京の中医薬大学東直門医院科の
主任教授から国家の数々の要職を歴任され、現在の世界中医薬連合会の副主席と事務局長に冠せられた、
また中国国家中医薬管理局・原副局長の 李振吉教授 が随行の世界中連考試測評委員会・副会長、
国際中医薬職業水平認定部主任の 鄭躍先教授 と当家を表敬訪問されました。

同会組織は2003年に設立され、首都北京に事務局を置き全世界に数十万人の会員を持たれ、世界67ケ国に
支所を持つ、世界最大の中医薬学組織として国際標準も十七部を制定発表され、なかでも世界中医大学の教員の
標準、鍼灸を含む世界中医クリニック設立とサービス標準国際中医師専門技術階級標準の設定が社会的影響が
大きいとされています。

民間の組織で中国以外の世界各地に会員20万以上を有し、現在日本を含めて、正確には67の国と地域から
257団体が加盟しています。構成は学術団体が中心です。

また、中医薬学の普及のために、各国及びWHOや他の国際機関とも連携し、現在100以上の専門委員会が活動、
その内容は一部を紹介しますと、研究、学術交流、人材の養成は医師だけでなく、鍼灸や按摩、導引、運動など
他の東洋医学のあらゆる伝承のもの、生薬の標準化による、栽培と加工管理修治まで多岐にわたっています。

 また時代に即応の人材育成施設、診療所、各大学の基準、診療器具、環境の基準、国際中医師の認定資格標準の
構築、また ISOとも協力して商品やサービスや廃棄まで基準の標準化に努力されています。
日本の国際中医師試験は同連合会が試験管理をされています。 2004年から日本では医師と混同されては
いけないので国際中医専門員という資格名が使用されています。

中医学は人類の記憶遺産で宝物と言う考えが数千年の歴史の重みとともに伝わってきます。
今後は中医薬の国際交流は李教授の講演のように時間はかかりますが、多くの国でその国の伝統医薬学と均衡をとり
同化され、相互の医療制度、教育、原料製品の市場利益競争も、お互いにその有益性に気づけば
克服されます。

当初は安全な品質の生薬の提供、管理から伝達しても良いと思います。また電算機の登場で国際学術ネットワークも
成果を共有していますし、多くの国際連携プロジェクトも進展しています。

先生が講演のまとめとして昨日、御教示いただいた「中医薬は全世界の宝物」、また、中医薬の近代的な均衡のとれた
国際化は同会の使命で、「中医薬に関連の同業者は人類の健康事業の貢献しよう」の提言で世界的な人口老齢化、
現代医学をいまいちど天然薬物、自然統合医療法で簡便廉価手法を駆使する考えで、先進国はもとより発展途上国に
も壮大な人類遺産の中医薬学を、その国の伝統医学、特に生薬の同会の知識は貢献するものと確信しています。
中国は多民族で各民族が現在、伝統と歴史に裏付けられた国医学に纏められ、実践されいるのは驚愕の史実であります。

遠路はるばる、お運びいただきありがとうございました。漢方資料館や庭園で楽しくお過ごしいただきました。




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