片桐棲龍堂 入口の案内板 |
今年は、入口に展示があります。 いちばん手前は薬の展示。 片桐棲龍堂が開発に協力した薬を紹介しています。 |
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受付 |
書店さんや、名産品の紹介 |
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平成22年7月 堺市指定文化財 名勝第1号 片桐棲龍堂庭園
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【解説】 片桐棲龍堂は、もともと御殿医であった家柄です。ここには大きく分けて2種類の文化財があります。 一つは建造物です。母屋は江戸時代後期に建てられた物と分かっています。母屋の周りに西の蔵、東の蔵という様に取り 囲んでいます。蔵は、明治や大正時代に増築や移築さてた物です。 母屋は江戸時代の建物として平成12年に国の登録有形文化財として登録されています。 建物が登録された時には、庭はどのような物か分からなかったので平成19年に堺市が調査をしました。下草が生い 茂っていたり、苔蒸していたり土がかぶっていて分からなかったのでしたが、調査で沢山の石が顔を出してきました 。 それが実際に今見える石ですが、飛び石や、つくばいなどが発見されました。それよりも大きな発見が2か所あります。 1つ目は、入ってすぐの所に大きな平石がありますが、それは腰掛待合(こしかけまちあい)である事が分かってきました。 2つ目は砂雪隠(すなせっちん)遺構です。これは、建物の奥に四阿(あずまや)の建物があり、茶室があった形跡が存在します。 茶室が在り、茶会が開かれていた事が分かってきました。 この事から、鑑賞するだけの庭から、茶道に関連する、茶会を開く形式の庭であった事が判明しました。そういう庭 を茶庭や露地といいます。そのような珍しい庭が、堺にも残っていた事が分かり、堺市が平成22年に名勝第一号とし て指定しました。 |