平成24年 秋季堺文化財特別公開


     "堺文化財特別公開×へうげもの
              〜安土桃山時代の堺、一挙公開"



    平成24年10月29日(月)〜11月4日(日)
    
       片桐棲龍堂庭園 は 11月3日(土) 公開されました



       

      平成24年 秋季堺文化財特別公開パンフレット
     



 平成24年 秋季堺文化財特別公開パンフレット
        

       片桐棲龍堂 Katagiri Seiryudo

 片桐棲龍堂は、老舗の漢方薬専門店で、敷地内には江戸時代後期に建築された主屋(おもや)を

 はじめとする国登録有形文化財(平成12年10月登録)の建造物があります。

 主屋の東側には同時期に作庭されたと考えられる庭園が広がっています。

 この庭園は腰掛待合(こしかけまちあい)や砂雪隠(すなせっちん)といった茶室に付随する施設が

 存在することから、単なる鑑賞本位の林泉式庭園ではなく、築山(つきやま)・枯滝(かれたき)・

 枯流れを配した奥山の景色の中に作られた、荼の湯に関連する「露地」(ろじ)の形態・構成を持った庭園です。

 戦災に遭った堺の環濠都市地域の民家には江戸期に遡るような庭園はほとんど現存していない中で、

 本庭園は江戸時代の医家屋敷の茶庭として歴史的にも大変貴重です。


       平成24年(2012)10月 堺市教育委員会

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