本展示は宝暦四年に日本で初めて官許を得て人体解剖を行った、京の朝廷の医師、山脇東洋の著書「臓志」の精密な稿本で,日本初めての解剖の彩色本です。 本書が「解体新書」の翻訳への道を導きました。余談ながら滴塾の展覧会の時に故人の山村学長の要請で出品展示しました、解体新書や蘭学改訂は,他の貴重図書等ともに内藤記念くすり博物館に寄託保管していただいております。
今回も本書は一時的な展示でした。