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    チャイナビュー  No.325

     

   手足が氷のように冷たい、身体が芯から冷える・・・。
   毎年冬になると、そんな冷えの症状に悩まされる人も多いのではないでしょうか。
   中医学では、冷えの原因は体質にあり、年齢によっても特徴があると考えます。
   今回は〈年代別〉の冷え対策をご紹介するので、今の自分に必「要なケアを知り、
   つらい冷えを改善していきましょう。

   
“冷え体質”の傾向は年代で変わる
  
手足や腰、または身体全体に冷えを感じる状態を、一般に“冷え性〟といいます。
  冷え性は医学的には疾患とはされませんが、その症状に悩む人は男女を問わず
  増えているといわれます。

  背景としてあるのは、近年の生活スタイル。
  冷えは血流の悪化、筋肉量の低下、自律神経の乱れなどが主な原因とされますが、
  これらはストレスや運動不足、偏った食事といった日々の生活とも密接に関係しています。
  そのため、ストレス過多で生活習慣が乱れやすい現代では、冷えを感じる人が
  増えていると考えられます。


  一方、中医学では、身体の冷えは改善が必要な「未病(病気になる一歩手前)」の状態と捉えます。
  冷えの直接的な原因となるのは、「寒邪」の影響。自然界から侵入する「外寒」や、
  冷たい飲食などで内側から発生する「内寒」が停滞することで、身体に冷えが生じます。

  また、女性は基本的な体質に加え、冷えの要因は年代によっても特徴があり、
  ストレスを感じやすい20~30代は「気の停滞」に注意が必要。
  また、多忙な40~50代は「血(血行不良)」や「気血不足」、60代以降は「腎の虚弱」が
  目立つ傾向にあります。

  冷えは万病の元”ともいわれ、放っておくとさまざまな不調につながることも。
  免疫力も落ちてかぜなども引きやすくなるため、冷えの原因を見極め、
  早めに改善することが大切です。



    


                
 チャイナビュー より