伝統漢方専門老舗
中国の疾病の歴史 現在(2021/8)日本では新型コロナウイルス (COVID-19) の感染者が増え続け、大変な状況になっています。 しかし、中国ではコロナウイルスの抑え込みに成功しています。 中国には過去からの疾病に対処する知識があります。 しかし、残念ながら日本には疾病に対する経年の保存資料と知識が余り残っていません。 中国には疾病に関する古くからの膨大な資料が残っています。 これらの貴重な資料に基づいた疾病の対処方法をご教示いただき、日本の国民のためにお伝えしていきたいと思っています。 中国の疾病流行の資料 中国では過去より多くの疾病の流行があり、状況や対処の資料が残されています。
中国衛生当局の方針として(2020年2月) 最強の漢方と西洋医療資源と専門家を集め 漢方と西洋医療の組み合わせで 死亡者数を最小限に抑える に基づいておられるようです。医療に国境はありません。 日本でも東洋医学の先生方から新型コロナウイルスの対策の資料が沢山出てきています。 頼もしい限りです。 そして中国の老中医師団(北京)、イスクラ産業様が招来している若手の中医師の方々に 新しい資料をお分けいただき感謝しています。 中国の疾病の歴史は、参考文献にきれいに残っています。疾病にはその都度対処できています。 当時は君主制ですので、厳しい要望が医師団に請求され、それらを乗り越えた資料が残っています。 現在の東洋医学の先生方がお使いになられるほど伝わってきています。 今回のコロナウイルスの蔓延は、日本では未知の経験でした。片桐棲龍堂にはエーザイ株式会社の 内藤記念くすり博物館やその他の博物館に保管寄託しております天然痘や麻疹などの資料を 沢山所有しております。またテレビ局や東京都庁の要請で資料をお送りしたことも沢山ございます。 今回の場合は未曾有の経験ですので、近代医学は大切ですが、漢方でもお役に立つ事があればと 食養生、養生などを中国の教えを請い、実施しております。 種痘の暦や北里柴三郎先生直筆のツベルクリンの診断書なども当家に残っています。 先代が書き残した明治時代の麻疹やペストの診断書や堺湊村民に配布した天然痘の種痘証明書や 村民の伝染病の資料も残っています。 日本独特の伝統医学は文化遺産です。歴代の戦国武将たちも有効に活用していました。 日本独特の漢方の食養生や養生法も身に付けられたら、健やかに、気楽に過ごせるかもしれません。 今一度日本独特の伝統医学に目を向けていただきたいと思っています。 また、メーカーが非常に疲弊してきています。皆さんで助けていただきたいのです。お願いいたします。 |